メキシコペソ円【2018年5月4週目】(概況と見通し)

高金利通貨ホルダーの皆様こんばんは。
2018年5月4週(5/21~5/25)
メキシコペソ円の概況と見通しの更新です。
メキシコペソ円(為替相場)
概況
下落。
米長期金利の上昇とドル高で新興国からの資金流出懸念が強まり、売り要因となった。
北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉も妥結に至らず。
米国議会の求める5月17日までにできなかったことで、失望売りに押された。
メキシコ中央銀行は政策金利を7.5%で据え置いた。
見通し(2018年5月21日~5月25日)
もみ合いを予想。
北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の妥結について、米通商代表部のライトハイザー代表は合意からほど遠いとしたが、メキシコ経済相は5月末から6月に合意できる可能性を排除していない。
ペソは引き続きNAFTA再交渉を見守る展開とみられる。
なお、米中貿易交渉への楽観的な見方が下支え要因となるか。
買い要因と売り要因
●買い要因
・米国向けの輸出増加の可能性
・NAFTA再交渉で近く妥結の可能性
・メキシコ中銀は年内に追加利上げを行う可能性
●売り要因
・7月の大統領選に向けた政治不安が残る
・米利上げ継続で資金流出懸念
・NAFTA再交渉の最終決着に不透明感
南アフリカランド円、トルコリラ円の概況と見通しについても個別に更新します。
それでは高金利通貨ホルダーの皆様今週も頑張りましょう!