メキシコペソ円【2018年6月4週目】(概況と見通し)

高金利通貨ホルダーの皆様こんばんは。
2018年6月4週(6/18~6/22)
メキシコペソ円の概況と見通しの更新です。
メキシコペソ円(為替相場)
概況
下落。
米国が北米自由貿易協定(NAFTA)から離脱するという悲観的な見方が強まる。
その上、14日の欧州中央銀行(ECB)理事会で量的緩和対策の年内終了方針も打ち出され、ペソは売られる。
ただ、米国とカナダがNAFTA再交渉継続で合意、米欧の長期金利も低下し、週末には買い戻しも。
しかし週間ではペソは安くなってしまった。
見通し(2018年6月18日~6月22日)
強含みを予想。
北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉がこう着化し、通商問題をめぐる両国間の対立も激化している。
しかし、22日の金融政策会合でメキシコ中央銀行はペソ安阻止を目指した0.25ポイントの利上げを実施する予定。
6月前半の消費者物価指数でインフレ率の低下基調も確認されるとみられる。
これら2つの支援材料でペソは強含むと予想。
買い要因と売り要因
●買い要因
・国内政治安定化
・NAFTA再交渉で存続の可能性
・メキシコ中銀は年内に追加利上げを行う可能性
●売り要因
・7月の大統領選に向けた政治不安が残る
・米利上げ継続で資金流出懸念
・NAFTA撤廃、米国との二国間協定締結に向かう可能性
・米国は鉄鋼・アルミニウム製品の輸入関税適用へ
南アフリカランド円、トルコリラ円の概況と見通しについても個別に更新します。
それでは高金利通貨ホルダーの皆様今週も頑張りましょう!
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