【南アフリカランド円】見通し(2018年9月1週目)

こんにちは。
いつもブログを見てくれている南アランド円ホルダーさんありがとうございます。
ガチボーイ(@gatiboyzar)です。
今回は2018年9月1週(9/3~9/7)見通しの更新です。
南アフリカランド円(為替相場)
概況
下落。
週を通してアルゼンチンやトルコなど新興国通貨下落の流れに押されてしまった。
トランプ大統領が中国からの輸入品2000億ドルに対する関税引き上げを実施する意向が伝わり更なる新興国通貨安への懸念が強まっている。
ただ、米格付け機関S&Pが南アフリカの信用格付け引き下げの可能性を小さいとしたこと、トルコ・アルゼンチンの通貨安阻止の動きから大きな下落とはならない範囲で収まっている。
見通し(2018年9月3日~9月7日)
下落を予想。
利上げ期待が優勢となる可能性はあるが、今週は米国トランプ大統領による中国製品2000億ドルに対する関税実施を織り込んでいく展開になりそう。
世界経済の減速を意識してランドおよび新興国通貨売りの流れは続く見通し。
4日(火)に南アフリカGDPの発表が行われるが、結果次第では年初来安値更新もあるかもしれない。
ただ、2四半期連続のマイナス成長は回避され、南アフリカ経済に対する過度の悲観論は和らぐのではないかと予想している。
今週の戦略
今週もポジションがなければ基本的に様子見したいところ。
GDP発表後の結果次第では買ってもいいかもしれない。
買い要因と売り要因
●買い要因
・国内政治の安定
・南アフリカ中銀は通貨安抑制の方針堅持
・中期的な財政健全化への期待
●売り要因
・米利上げ継続の影響を受ける可能性
・米中貿易戦争は新興国に打撃を与える可能性
・原油高によるインフレの進行、景気悪化の可能性
・トルコをはじめとする新興国通貨全般に対する投資の不信感
トルコリラ、メキシコペソの概況と見通しについても個別に更新します。
それではランド円ホルダーの皆様今週も頑張りましょう!