トルコリラ円【2018年8月2週目】(概況と見通し)

こんにちは。
いつもブログを見てくれているトルコリラ円ホルダーさんありがとうございます。
ガチボーイ(@gatiboyzar)です。
今回は2018年8月2週(8/6~8/10)トルコリラ円の概況と見通しの更新です。
トルコリラ円(為替相場)
概況
下落。
テロやスパイなどの罪に問われている米国人牧師の自宅軟禁解放の申し立てをトルコ裁判所が退けた。
一方同問題で米国がトルコ法相と内相に制裁を科した。
これらの要因から週半ば以降に米国・トルコ対立激化の懸念が強まり、リラは一方的に売られ安くなった。
見通し(2018年8月6日~8月10日)
下落を予想。
【8/6 17:00時点までの概況】週末、米国とトルコの外相が直接会談に乗りだすなど、両国の間で事態収拾に向けた動きも見られたが、具体的な決定はなく、週明け、トランプ米政権はイランに対する一部制裁を7日に再開予定とし、イランと取引を続ける第三国の企業にも制裁を科す方針と伝えられ、イランと関係の深いトルコへの影響も大きいことからトルコリラは一方的に売られ。トルコリラ円は最安値をまた更新した(21.45円)
今週は下落を予想する。
更なるリラ安加速ならば、トルコ中銀が追加利上げに動くこともあるかもしれないが、現状では買いの材料はなく、安値を更新する可能性の方が高い。どこで下げ止まるのか予想が難しい状況となった。注視が必要です。
今週の戦略
出口はきちんと決めながら、ポイントで打診買いしてみるか、基本的には静観。
買い要因と売り要因
●買い要因
・政策金利17.75%に引き上げ
・国内政治の安定
・2018年も相対的に高い経済成長を維持する可能性
●売り要因
・失業率の高止まり
・対米関係の悪化
・トルコ中央銀行の独立性低下、同族政治に対する不信感
南アフリカランド円、メキシコペソ円の概況と見通しについても個別に更新します。
それではトルコリラ円ホルダーの皆様今週も頑張りましょう!